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栃木工場ストーリーズ

製造現場で初めての
男性社員育児休暇取得

会社に伝えるのは勇気が要ること?

最初に上長や同僚に伝える時、どんな気持ちだったのでしょうか。中田さんの本音を伺いたいところです。
「正直、ちょっと勇気が必要でした。」 それは、想像に難くありません。男性社員が、育児のためにお休みを取ることが、製造の現場では初めてだったこともあるかもしれません。

上長からは快く「育児、頑張ってくださいね」のエールも貰い、ひと安心。そして、一緒に働いている同僚の皆さんには、直接自分の口から説明しました。「1か月抜けることになるわけですから、周りは大変だと思います。だからこそ、なるべく早めに伝えることが何より大切だと思いました。」 皆さんからも暖かい言葉を貰い、本当にほっとしたといいます。

育児に専念した1か月は、「かけがえのない経験だった」と言う中田さん。育休取得を迷っている男性の同僚や部下がいたら、先輩としてどうアドバイスするのでしょう?「育休取得自体は大賛成です。もし部下が申し出た場合には、理解してあげたいし、応援したいと思います。ただ、アドバイスするとすれば、早めにきちんと周囲の人に伝えることですよね。その人がいない間を、皆で補うことになるので、そのための物理的な準備や、心の準備も必要だと思います。」

考えてみるに、長期休暇となれば、一緒に仕事をしている同僚に、いくばくかの影響が出るのは男性も女性も同じこと。それが育休であれ、何であれ、そのための準備期間が大切なのは当然のことと言えましょう。ただ男性社員にとっては「育児のため」となると、やはりまだ少しハードルが高くなるのでしょうか。それでも、こうして休みと取って育児に積極参加する従業員が一人、二人と増えて行けば、その先に続く人たちにとっては、そのハードルが少しずつ下がっていくのだと思います。そして、体制が整っていれば、製造の現場においても可能であるということを、中田さんが示してくれました。

食堂ストーリー

栃木工場自慢の食堂は、毎日、社員の心とお中を満たしてくれる癒しの場です。

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