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創傷ケア
皮膚が損傷を受け、標準的な治療を受けて4週間経過しても半分程度までしか治癒していない場合は、難治性創傷と呼ばれる治癒が困難な状態に陥っている場合があります。B. Braunは創傷治癒を遅らせるバイオフィルム等の再形成を防ぎ、創傷の衛生状態を整える/ウンド・ハイジーンの実践に役立つ製品とケアに役立つ情報を提供しています。
この先は、医療従事者の方を対象とした情報を提供しております。 大変申し訳ございませんが、医療従事者の方以外はご遠慮ください。
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創傷感染の管理
創傷には、細菌などの病原体が付着し、コロニーを形成するだけでなく、感染を起こすこともあります。感染は、創傷の治癒を遅延させるだけでなく、患者さまの生活の質に影響を与え、致命的な敗血症につながる可能性があります。
日々の創傷ケアで早期に抗バイオフィルム介入戦略を実施する。
バイオフィルムは肉眼では確認できません。しかし、バイオフィルムは、創傷治癒を遅延させる主な要因の一つとして認識されており、難治性創傷におけるバイオフィルムによる創面への負担の軽減とそれを形成する菌の増殖を抑制することが大切です。
創傷にバイオフィルムが付着していることを常に疑い、日々のケアで創傷の衛生状態を整えるためのケアを継続することが大切です。
褥瘡は珍しい創傷ではありません。褥瘡の状態は急速に変化する可能性があり、患者さまやケア提供者の大きな負担につながる場合があります。組織に障害を与えうる局所的な圧迫や応力の負荷を軽減すること、栄養管理、健常皮膚の状態を保つためのスキンケアなど、総合的なアプローチが大切になります。
熱傷の治療では、重症度によって患者さまの深刻な苦痛を伴います。他の創傷とも同じように感染予防やバイオフィルム対策の重要性は高く、長期間に及ぶ治療では、 患者さまの苦痛への配慮や医療従事者の労力を軽減するための治療方法が必要とされています。
プロントザン 創傷洗浄用ソリューションおよびプロントザン 創傷用ゲルは、2つの重要な成分であるベタインおよび、ポリヘキサニド(PHMB)を含有しています。両性界面活性剤ベタインは、バイオフィルムおよび創傷残屑に対して、浸透、阻害、洗浄、除去作用を有し、抗菌成分 ポリヘキサニド(PHMB)は治癒を促進し、バイオバーデンを最小化することを目的としています。ポリヘキサニド(PHMB)は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、緑膿菌、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)などのグラム陰性およびグラム陽性細菌、ならびに酵母に活性を示す、広い抗菌スペクトルを有する抗菌成分[1]です。ポリヘキサニド(PHMB)は、約60年にわたって一般的に使用されています。良好な臨床安全性データが示されており、耐性菌の出現を示すエビデンスは認められておらず、毒性が低い[2][3][4]ことが示されています。
会期 | 学会名 | 開催場所 | URL |
2/1 | 第31回日本熱傷学会東海地方会 | JCHO中京病院 | http://www.jsbi-burn.org/members/chihoukai/kaisai.html |
2/8 | 第35回日本熱傷学会九州地方会 | 福岡徳洲会病院 | http://www.jsbi-burn.org/members/chihoukai/kaisai.html |
3/1 | 第30回日本形成外科手術手技学会 | ウインク愛知 | https://cs-oto3.com/jsitps2025/ |
3/29 | 第23回日本褥瘡学会北海道地方会学術集会 | 札幌コンベンションセンター | http://www.jspu-hokkaido.org/ |
5/17 | 第22回日本褥瘡学会九州・沖縄地方会学術集会 | 長崎ブリックホール | https://jokusou22.com/ |
5/29-5/30 | 第51回日本熱傷学会総会・学術集会 | 金沢市文化ホール | https://shun-convention.jp/jsbi51/ |
6/20-6/21 | 第34回日本創傷・オストミー・失禁管理学会 | 山形テルサ | https://www.congre.co.jp/jwocm2025/ |
7/3-7/4 | 第17回日本創傷外科学会学術集会 | グランドヒル市ヶ谷 | https://square.umin.ac.jp/jsswc17/ |
8/29-8/30 | 第27回日本褥瘡学会学術集会 | パシフィコ横浜ノース | https://shun-convention.jp/jspu27/ |
[1] Kaehn, K Polihexanide: A Safe and Highly Effective Biocide, Skin Pharmacol Physiol 2010;23(suppl1);7-16
[2] Fabry, W. & Kock, In-vitro activity of polyhexanide alone and in combination with antibiotics against Staphylococcus aureus. H.-J. Journal of Hospital Infection. 2014
[3] Hirsch et al., Evaluation of Toxic Side Effects of Clinically Used Skin Antiseptics In Vitro, Journal of Surgical Research 2010 202010 Volume 164, Issue 2
[4] Bradbury S, Fletcher J. Prontosan® made easy. www.woundsinternational.com 2011;
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