TRJ Hip Stem
大転子温存型Rectangularステム
TRJのステムデザインは、ダブルテーパー形状で大腿骨骨幹部に固定されます。 MISアプローチを意識して設計されたTRJステムの大転子近位部は、ストレート形状です。 これにより、大転子周囲の骨と軟部組織を温存します。
偏心性のステム先端は、低侵襲術式での挿入を妨げないデザインです。 12のサイズレンジで利用可能であり、様々な大腿骨形状への対応を可能とします。スタンダードステムは131°の大腿骨頚体角を持ち、ラテラライズドステムは123°の頚体角と+6mmのオフセットを備えています。
特別に開発されたTRJラスプのコンセプトには、モジュラー式の脱着可能な大転子ラスプが含まれて います。これにより、メインラスプを近位側の部分で「分離」できます。 大腿骨ラスプは、骨幹部の領域内に固定するように設計されています。 TRJメインラスプの近位Teethは、大転子および周囲の軟部組織との接触を回避します。 これにより、骨へのラスプの正確な中間位設置を可能とします。 同時に軟部組織や大転子に圧力がかかりません。モジュラー脱着式TRJ大 転子ラスプは、最終ラスプの挿入の後に使用されるため、大転子の近位部の骨を、正確に作成するこ とができます。