BiCONTACT Stem
バイコンタクトステム-骨温存型セメントレスステム
BiCONTACTステムは、ドイツ整形外科医協力のもと「骨温存」を基本コンセプトとして開発されました。1987年に臨床使用が開始されて以来世界各国で良好な長期臨床成績が報告されており、40万例以上の臨床実績があるほか、過去20年以上にわたり形状変更を行う必要がなかった数少ないステムです。
セメントレス人工股関節の長期生存において、初期固定と生物学的固定、良好なストレス分散を達成することが重要だと私達は考えています。BiCONTACTステムは、長方形断面に加え、ステムの前後にフランジを有するユニークなデザイン設計を施しており、高い初期固定の獲得が期待できます。大腿骨近位の海綿骨を可能な限り温存することが可能なステム形状により、海綿骨を通じたストレス分散が期待できます。
BiCONTACTステムは、ステムバリエーションも豊富に取り揃えており、大体骨近位部の形状に合わせてステム形状の選択が可能です。こうした特徴からも、BiCONTACTステムはヨーロッパのみならず、体格の小さいアジア諸国も含めた世界各国に現在も広く受け入れられています。