自分が変化に対してオープンであることを、どのように気がつきましたか?
B. Braunでの私の仕事は、この6年間で何度か変わりました。卒業後、オペレーター(機械工)見習いとして始まり、現在は射出成形の設計者として働いています。もっとも気に入っているのは、自分の担当領域が多岐に渡っていることです。ある時は生産現場で変更の可能性について議論し、またある日はエンジニアとして現場に立つ -- 決して飽きることがありません。
B. Braun「次の10年」の戦略で想定していた変化は、難しいものでしたか?
私の仕事の最大の課題は、効率的な時間管理です。オペレーターのときは、次から次へと案件をこなしていましたが、射出成形の設計者は、同時にいくつもの案件をこなします。射出成形の設計に携わってまだ数か月なので、仕事の優先順位をつけるのに苦労しています。ただ、仕事に取りかかる前に、To Doリストを書き出し、各項目について自分の考えを構成しておくと役立つことがわかってきました。
どのようなことが簡単だと感じましたか??
快適空間から一歩踏み出し新しいことに挑戦することについては、問題ではありませんでした。例えば、見習い期間中には、Melsungen(ドイツ)にあるB. Braun本社で6か月を過ごしました。実習生は毎年数週間、部署を越えて一緒に働き、互いに学び合うことができます。実に忘れがたい経験であり、今日に至るまで私のキャリアを形作ってきています。
B. Braun「次の10年」の戦略に、どのような貢献をしたいと思いますか?
自分たちの領域を超え、他の担当分野や世界中の子会社の仲間たちと意見を交換しながら、一緒に課題に取り組んでこそ、包括的な変化を達成することができるのだと思います。ドイツでの滞在とネットワークのおかげで、アメリカで射出成形に必要ないくつかの部品を、外部のサプライヤーから購入する代わりにMelsungenで生産してもらうことが可能となり、コスト削減の提案をすることができました。このような効率性向上を達成する手助けができたことを、誇らしく思っています。私は、B. Braunが次の10年へ向かう道筋をリードする役割を、積極的に果たしていきたいと考えています。